江戸の盆栽：三島 / Mishima, Bonsai in Edo period     

No 2164 / 書名：東海道五十三次鉢山図絵 / 53 Stations of the Tokaido as Bonsai / 作者：南遊斎芳重 / Nanyusai Yoshishige / 刊行国：Japan / 刊行年：1848

木版画 / 原寸：13×19cm

江戸から京都に至る街道「東海道」中の53箇所の宿場を題材にした盆栽図集「東海道五十三駅鉢山図絵(とうかいどうごじゅうさんつぎはちやまずえ)」中の1枚。
盆の上に石や木を配して山水風景を作る中国由来の盆栽「占景盤」を趣味とした大阪の人、木村唐船(伝記不詳)が製作した鉢山水の数々を模写したもの。
建物や人物の模型を多用するなど従来の盆栽の枠を超えた発想で作られた唐船の鉢山作品を色刷木版画として記録した本書は、奇想の日本画としても興味深い絵本。
現代のフィギュア趣味にも通じる遊び感覚に満ちた異色の盆栽作品集です。

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