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No 619 /
作者:楊斎延一 / Yosai Nobukazu /
刊行国:Japan /
刊行年:1899
色摺木版画 / 原寸:約71×36 cm
二重橋楠公銅像
※本作は3枚続の摺物を1つの画像にまとめたものです。
本来は3枚に分けて描かれた作品であるため、色味や図案の整合に若干の不統一があることをご了承ください。
明治時代の浮世絵師、楊斉延一(1872-1944)の3枚続錦絵「二重橋楠公銅像」。
皇居の正門石橋を背景に、明治天皇一行の行列と楠正成の銅像を描く。
明治29年に完成した後、明治33年に設置された楠公像であるにもかかわらず、本図が発行されたのはその前年の明治32年。他に先駆けて銅像設置を速報しようとしたためか、想像で描いたと思われる台座のデザインが実際のものとは異なっている辺りに、鑑賞目的の美術版画としてだけではなく、報道的性格ももっていた当時の浮世絵の一側面がうかがわれる一枚です。