明治時代のホテル「東京築地ホテル館」 / Tsukiji Hotel     

No 792 / 作者：歌川広重 三代目 / Utagawa Hiroshige 3rd / 刊行国：Japan / 刊行年：1870

色摺木版画 / 原寸：74.5×36cm

※本作は3枚続の摺物を1つの画像にまとめたものです。
　本来は3枚に分けて描かれた作品であるため、色味や図案の整合に若干の不統一があることをご了承ください。

江戸～明治期の浮世絵師 三代目 歌川広重(1842-1894)が、幕末に開業した日本最初期のホテルのひとつ、「築地ホテル館」を描いた錦絵。
「築地ホテル館」は開業当時から話題になり、観光名所としても高い人気があったものの、その後、火事で全焼したため、4年間しか見ることのできなかった幻の建築。
ホテルと蒸気船、富士山を３枚続のパノラマ画面に収めた興味深い明治浮世絵です。

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