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No 10827 /
書名:其姿紫の写絵 / Sono Sugata Yukari no Utsushie /
作者:歌川国貞 (三代 豊国) / Utagawa Kunisada (Toyokuni 3rd) /
刊行国:Japan /
刊行年:n.d.
色刷木版画 / 原寸:36×25cm / 1847-1852
江戸時代後期を代表する浮世絵師のひとり 歌川国貞(三代 豊国:1786-1865)による源氏絵シリーズ「其姿紫の写絵」(そのすがたゆかりのうつしえ)の1枚。
源氏絵とは、江戸後期の作家 柳亭種彦が「源氏物語」を題材に執筆した絵入り小説「偐紫田舎源氏」(にせむらさきいなかげんじ)の名場面を浮世絵にしたもの。
「源氏物語」の舞台を室町時代に移し、お家騒動や敵討ちなどのサスペンス要素を盛り込んだ本作は、当時ベストセラーとなり、その世界を鮮やかに描いた源氏絵も高い人気を博しました。