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No 630 /
作者:歌川国芳 / Utagawa Kuniyoshi /
刊行国:Japan /
刊行年:n.d.
色摺木版画 / 原寸:25.5×37.5cm / 1847-1852年頃
太平記英雄伝 中浦猿吉郎久吉
今なお人気の高い、江戸後期を代表する浮世絵師 歌川国芳による武者絵。
出版当時は徳川家や戦国時代以降の武将、大名を描くことが禁じられていたため、「太平記」の英雄像に偽装して戦国武将の姿を描いたシリーズ中の1枚。
本図は、豊臣秀吉を描いたもの。
太平記英雄伝 一勇斎国芳画 中浦猿吉郎久吉(豊臣秀吉)
この人はこれ凡ならず 天の為せる高運にして尾州天地郡の民家に生まれ おさなき時 父 売人の小奴にせんとてその家に送るに一ヶ月と経ずして戻さるることしばしばなり
壮年に及んで一度駿州稲川家の臣 増下氏の僕子となり 大志を抱いて三面の大黒天を打ち砕き 大多家(織田家)に仕えて 智略を施し戦功限りなく 春長(信長) 重く挙げ用いて ついに中国の探題に補せらる 彼国のいくさ半ばにして上方の凶変をきき たちまち勢を引き返して洛南山崎に君侯の讐を報い 北国の小谷に強敵の千場田(柴田)を亡ぼす
これより威勢強大となりて 撃てば破り 攻めれば勝ち 秋津洲を平治して 軍馬を鶏林に渡し 八箇道を討ち靡け 両王子をとりことなす
そもそもその身卑賤より起こりて極官に登庸なし 勇威を海外にふるい 実に開闢未曾有の将たるべし
一家略伝史 柳下亭種員記
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